「パソコン教室ISA」ライターチームです。
仕事でステップアップを目指すなら、資格の取得がおすすめです。せっかく資格を取得するなら、今後のキャリアに役立つ、本当に使える資格を見極めたうえで挑戦しましょう。本記事では、仕事で使えるおすすめの資格を職種別に紹介します。資格の勉強をする際に気をつけたいポイントについてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。
仕事で使える資格の条件
仕事で使える資格を選ぶ際に重視したい、3つのポイントについて解説します。
将来性が見込める
仕事で使える資格を取得したい場合、将来性が見込める業界の資格を選ぶことが大切です。現代では、伸びている業界と衰退傾向にある業界が二極化しつつあります。時代のニーズに合わない資格を取得しても、実際の業務に活かせなければ意味がありません。今後発展が見込める業界・業種を見極めたうえで、活用できる資格を取得しましょう。
業務独占がある
業務独占とは、「その資格を持っていなければ、そもそも仕事に就けない」資格です。弁護士や医師などの士業・師業などがわかりやすい例でしょう。業務独占がある資格は、取得の難易度は高いものの、一度取得してしまえば仕事に困ることがないというメリットがあります。資格が仕事に直結するため、持っているだけで差別化が図れます。
独立開業につながる
開業やフリーランスなど、独立開業につながる資格であれば活用できる場面を増やせます。近年では、終身雇用を採用している企業が減少しつつあり、生涯にわたって安定した仕事に就ける保証がなくなってきています。労働市場が流動化するなかで、個人で収入を得られる資格を持っておくことは大きな強みとなるでしょう。
【IT・Web系】おすすめの使える資格
次に、業界ごとにおすすめの具体的な資格を紹介します。まずは、IT・Web系から見ていきましょう。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
MOSとは、Microsoft office社のソフトに関しての知識やスキルを証明できる資格です。WordやExcel、PowerPointなどが該当します。MOSの資格は、ITやWeb関係の仕事はもちろん、一般的な事務職でも役立ちます。Microsoft officeは普及率が高く、多くの企業が導入しているため、持っておいて損はないでしょう。
ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定は、厚生労働省指定の特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会によって実施されている国家検定です。Webサイト制作やシステム構築などの知識・実務能力を証明できます。Webサイト関連業務に資格の有無は関係ないものの、資格を持っていることで、仕事に必要な知識や技能を持っていることをアピールできます。
ITパスポート
ITパスポートは、ITの基礎知識があることを証明できる国家資格です。エンジニアなどのITに関わる仕事をしたい場合、ITパスポートを持っていることで、最低限の知識や技能があることを証明できます。ITパスポートは基礎的な知識のため、取得後は「情報セキュリティマネジメント試験」などの、より専門性が高い資格取得に挑戦するとよいでしょう。
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【事務系】おすすめの使える資格
次に、事務系でおすすめの使える資格を紹介します。
日商簿記検定
日商簿記検定は、会計処理や財務諸表の読み取りなど、経営管理に役立つ知識や能力を証明できる資格です。コスト感覚を養えることから、経理の仕事はもちろん、その他のビジネスパーソンからも人気の高い資格の1つです。経営や会計に関する知識は業界を問わず必要なため、日商簿記検定を持っておくことで、幅広い業界で活躍できる可能性が高まります。
税理士
税理士は、税理士法によって定められた国家資格です。税理士は税務代理・税務相談・税務書類の作成が独占業務となっているため、資格を持っていることが仕事に直結します。税理士の資格取得は、企業の経理担当者のキャリアアップはもちろん、税理士として独立・開業を目指せる点においてもおすすめです。
【ビジネス全般】おすすめの使える資格
業界に関わらず、ビジネス全般でおすすめできる資格は以下の2つです。
TOEIC
TOEICは英語によるコミュニケーション能力を証明できる、老若男女に人気の資格です。英語のコミュニケーション能力を点数によって評価するため、海外赴任や昇進の際の客観的な判断材料となります。外資系の企業など、英語を使う機会の多い仕事をしている人に特におすすめといえるでしょう。
マーケティング検定
マーケティング検定は、公益社団法人日本マーケティング協会が主催する、内閣府認定の民間資格です。特に、企業のマーケティング部や営業部に所属しているビジネスパーソンにとって、有益な資格といえます。企業の社内教育や大学の単位認定試験として採用されることもあるほど、広く認知されている資格の1つです。
【介護・福祉系】おすすめの使える資格
続いて、介護・福祉系で使えるおすすめの資格を2つ紹介します。
介護福祉士
介護福祉士は、介護業務を行ううえでの知識やスキルを証明できる国家資格です。介護福祉士は、業務独占資格や必置資格ではないものの、訪問介護や喀痰吸引などの専門的な業務を行う際に必須の資格となります。近年では介護士の仕事の需要が高いため、介護福祉士は就職に強いとされる資格の1つでもあります。
保育士
保育士は、保育現場で働くために必須の国家資格です。日本では、児童の人数や年齢に応じて保育士の配置人数が決められているため、保育士の需要が高く、資格を持っているだけで仕事に直結しやすいといった特徴があります。また、保育所や児童養護施設だけでなく、フリーランスのベビーシッターとして働く選択ができる点もメリットです。
将来性が期待できる業界
これから資格取得を目指すなら、将来性が期待できる業界の資格を取るのがおすすめです。今後成長が期待できる業界を3つ紹介します。
IT業界
現代では、AIの台頭やIoT技術の進歩など、さまざまな場面でデジタル化が進んでおり、ITが欠かせない時代となりました。今後さらに日本社会においてデジタル化が進むと考えられ、IT業界も伸びていくことが予想されます。エンジニア、プログラマー、Webデザイナーなどの資格を持っていると、ビジネスに活かせる機会が増えるでしょう。
EC業界
日本社会のデジタル化の流れと相まって伸びているもう1つの業界が、EC業界です。ECとは、インターネットを通じて商品やサービスを販売することを指し、コロナ禍によって自宅待機の時間が増えたことで需要が増加しました。パソコンだけでなくスマートフォンの普及が進んでいる近年では、今後もEC業界の需要が高まっていくと考えられます。
医療・介護業界
高齢化社会が進む日本においては、医療・介護業界の需要が今後も増していくことが予想されます。医療や介護は人の手が必要なため、デジタル技術が労働力を肩代わりすることが難しいためです。また、どちらの分野も専門性が高く、資格を持っていれば仕事に困ることがない点も、医療・介護業界が強いとされる理由の1つです。
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使える資格を勉強する上でのポイント
資格取得の勉強の際に押さえておきたいポイントについて、4つ解説します。
毎日欠かさず勉強する
資格取得のために勉強するなら、毎日勉強を欠かさないことが大切です。短時間であっても、1日のうちに勉強する時間を必ず設けるようにしましょう。「また明日やろう」「試験までまだ時間がある」などの言い訳は禁物です。忙しくても1日15分は勉強時間を確保するなど、具体的な目標を定めておくとよいでしょう。
勉強の優先度を決める
資格学習の際は、どの範囲を優先して勉強するかを決めて進めることが重要です。特に、難しい資格ほど長期間の勉強が必要となるため、効率的に学習を進めることが合格への第一歩です。試験の配点が多い分野を優先的に学ぶ、必修問題に力を入れるなど、ポイントを絞って無駄なく学習しましょう。
過去問を解く
過去問を解くことで、その資格の出題傾向や試験形式がわかるため、効率のよい勉強方法を見つけやすくなります。まずは1年分解き、余裕があれば3年、5年とできるだけたくさんの過去問に挑戦していきましょう。資格試験では過去と同じような問題が出ることも多いことから、試験本番がイメージできます。
復習を大切にする
資格学習の際は、問題を解くだけでなく復習も大切にしましょう。一説によると、人間は復習をしないと、1か月後には約80%の内容を忘れてしまうといわれています。覚えたと思った内容でも、時間経過とともに忘れてしまうことを意識して、定期的な復習を習慣化することを心がけましょう。
使える資格の選び方
資格取得には、勉強のための時間と費用がかかります。時間とお金を無駄にしないためにも、本当にその資格は自分に必要か、仕事で使えるのかなどを確認してから挑戦しましょう。資格を選ぶ際は、現時点で必要性のある資格はもちろん、資格を取得することで、どのように働けるかを具体的にイメージすることが大切です。
資格取得ならスクールがおすすめ!
資格取得のための勉強方法は、主に独学・通信教育・スクールの3つが挙げられます。それぞれにメリット・デメリットがあるものの、確実に資格取得を目指すのであれば、スクールの利用がおすすめです。
資格取得スクールは、講師と直接やりとりができるため学習のモチベーションを維持しやすく、疑問点もすぐに解消できることがメリットです。また、資格の選び方から就職支援まで一貫したサポートを受けられるため、取得した資格を無駄なく活用できることもおすすめのポイントといえます。
使える資格を取得するためには、資格を取得した後の働き方をイメージすることや、今後伸びる業界の資格を取ることなどがポイントです。また、効率よく学習をするためには、資格取得スクールを活用するのも1つの方法でしょう。
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